
実践はCのコードから
ドレミの音階を学んだり、ギターの歴史や各部の名称を学ぶのも良いでしょう。しかしギターを正しく構えることができたらまずはコードを鳴らしてみたいものです。まずはCのコードを徹底的に。このコードがとにかくたくさん出てきて1番弾きにくいですから。Cの後にGとか、Emとかに進むと自分が上手くなったようにすら感じます。まずはCのコードを練習あるのみ。
ポイント
写真で見るコードと、準備編で示したようなコード表は反転します。これはうまく脳内で折り合いをつけるしかなく、反転している子どもにはその都度指摘してあげましょう。
Cが出来たらどんどんコードを覚えていきましょう。




コードチェンジをしよう
練習を重ねるとみんなコードの形を覚えてきます。しかし大変なのはここから。そう、なんと言ってもコードチェンジこそが最大の難関なのです。CからGやGからAm、つまり全てのコードのつなぎを根気よく練習することが大切です。できればリズムなどを鳴らすとよいでしょう。
カトカトーンは人の声でカウントをしてくれますので使いやすいです。少し指導はしにくくなりますが、ピアノで弾いてもよいです。私はリズムマシンを踏んで心地よいドラムパターンで練習しています。
リズムマシン
ドラムマシンとも言う。様々なドラムのパターンが内蔵され、BPMも変更可能。
ドラムマシンの例:FC01 Drum Loop
コードの練習ができたら動画やピアノで音楽を流しながら曲を弾いてみましょう。ギターから綺麗な響きがするように指の角度や強さを調整します。コードチェンジが難しいので練習を重ねます。中学1年生もマリーゴルドは半数以上ができるようになります。

ストロークを楽しむ
ピックをつかったストロークは誰でも楽しいものです。重要なのは「コードの練習をしっかりとしてからストロークに取り組ませること」です。ここが上手くいかないとがむしゃらにギターをかき鳴らして弦がどんどん切れ、ギターが痛みます。
マリーゴールドのストロークを図に表したので活用してみてください。晩餐歌などで「指弾き」はやっていますが、いわゆるアルペジオはやったことがありません。この先チャレンジしてみようと思います。
ポイント
必ずコードの練習→ストロークの順で取り組む